仁藤秀は内容と結果を求める! ~大宮競輪場~

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仁藤秀
本来の姿を取り戻しつつある
次走の地元戦に向けて今節でキッカケをつかむ

 10月15日(金)から大宮競輪場で『関東カップ』FⅠガールズが行われる。

 初日の3レースを走るA級の仁藤秀(静岡・117期)は5月の前橋で落車して鎖骨を骨折。7月の西武園ミッドナイトから復帰を果たしてそこから予選は8月の宇都宮以外で白星を挙げるが本人は一切納得していなかった。

 「落車してから全然ダメで。5、6割ぐらいの力しか出せなかった。力が入らない感じでしたね。本気で踏めないもどかしさというか、準決で勝ち切れない悔しさとかはありました」と理想と現実のギャップで悩んでいた様子。

 「1ヵ月ほど前にワイヤーを抜いて、少し痛みもあったけど、前回の松戸からここまでは空いたからしっかりと練習ができた。日に日に痛みもなくなり、良くなってきた。次が地元の伊東なのでそこを見据えています。伊東で結果を出すためにもしっかりとここで状態を上げていきたい。今回3日間は誰が見ても強いと思うレースをしたいですね。自信という意味でも内容も結果も求めていきたい」と体の状態が戻ってきたことで、やる気に満ちている。予選では機動力が一枚上なだけに本来の力強い走りで初日からファンを沸かせてくれそうだ。

 仁藤秀が走る3レースは11時21分発走予定。エンジョイサイトの締め切り時間は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年10月14日 15時10分

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