地元勢からは10名が参戦し強敵たちを迎え撃つ

　12月20日から広島競輪場で開設73周年記念『ひろしまピースカップ』が開幕する。今シリーズは4名のS級S班に加えて、各地区を代表する活きのいい若手機動型が数多く参戦し激戦模様だ。初日特選メンバーの並びとコメントは以下の通り。

【並び】
⑨太田海也－⑤清水裕友－①松浦悠士
②新山響平－④松谷秀幸
③犬伏湧也－⑥小倉竜二
⑦山口拳矢－⑧三谷将太

【コメント】
①松浦悠士「脚力的には足りないけど、走るたびに感じは良くなっている。しっかり広島の選手が多く決勝に上がって、広島から優勝者を出せるようにまとめていきたい。現状の中では万全の力は出せると思う。中国3番手」

②新山響平「S級S班は守ってきたみたいな感じがあったので、来年からは攻めていきたいと思います。その時のメンタルが競走に表れて連動している感じがあります。競走だけでも強気にいければ、普段のメンタルも保てると思います。佐世保からフレームとフォームを変えて改善に取り組んでいるけど、うまく定まらない。自力」

③犬伏湧也「競輪祭、佐世保と動けている感じはありました。SSで結果が出ていないので、良かったとは言えないですね。来年以降SSを目指してやっていくしかない。自分のレースができれば、勝負できるというのはあるので気持ちを強くもってレースをできれば。佐世保の後は疲れが出たけど、ケアをしつつ練習をいつも通りにしてきました。自力」

④松谷秀幸「9月の落車で鎖骨を粉砕骨折しました。30代はすぐに戻ったけど、このくらいになると、戻りが悪くて自分が思っているのとはほど遠いですね。いい時と比べて5割くらいです。新山君は何度も連係しているし、ついていけるように。新山君」

⑤清水裕友「状態は少しずつ良くなっていると思います。不甲斐ない1年だったと思う。（過去を）振り返るのはあまり好きではないですけど、心残りというのはないですね。太田君」

⑥小倉竜二「小倉で落車した影響があり、練習は1週間くらいでした。100％の力ではできなかったですし、全身ギックリみたいな感じでした。練習は8割くらいの形ですることができた。犬伏君」

⑦山口拳矢「感触はずっと悪くないですし、体調を崩すこともなく、問題はないですね。GII以上で決勝に上がれず、結果を残せていないので、満足もしていないです。自力」

⑧三谷将太「競輪祭は体調が良くなかったけど、前回の奈良は地元で優勝できて良かった。いつも通りに練習をしてきました。今年は6月、12月と地元で優勝できたのが何よりうれしい。山口君」

⑨太田海也「まだまだ実力が物足りないと感じています。GIは先行で積み上げるものを積み上げてから獲りたい。まだまだと思っています。身体能力や、筋力は上がっていますけど、競技もGIも、何も獲れていないことは物足りなさを感じています。競輪祭が終わってからは1カ月トレーニングで追い込んだので、日に日に良くなってくると思います。自力」

• 選手詳細データ

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  松浦悠士 選手広島・98期