松浦悠士が連勝での勝ち上がりを決める ~静岡競輪場~

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松浦悠士
準決は自力戦で挑む
準決は地元の深谷知広と激突

 2月14日に静岡競輪場で開設72周年記念 『たちあおい賞争奪戦』の2日目が開催され、6から12Rには2次予戦が行われた。初日特選を制した松浦悠士は8Rに登場し、打鐘2センターからのカマシを敢行した石原颯を楽に差し切って連勝で準決勝進出を決めた。

 流石のさばきを見せ好内容の一戦に見えたが「今日は全然ダメですね。引き付けすぎて、(山下)一輝さんのコースをなくして苦しい展開にさせてしまっているので」と高みを目指す松浦にとっては、納得のいかない様子。

 状態面に関しては、前検日から「体調を1回も崩さずに練習もしっかりできた。12月1月はパワーをつけたり、自力をつけることに集中していた。きつめにやってきましたね」と脚力向上をはかり、2次予選後も「1走して、脚の感じは昨日よりかなりいい。今日は余裕があったけど、昨日の展開で動けるということがテーマなので。初日のコンディションでは厳しかったけど、今日ならどうだったかと考える部分があります」と上向いているようだ。

 強豪ひしめく今シリーズでも、連日の動きは目を見張るモノがある。S班返り咲きを狙う松浦にとって、今年初戦となる今シリーズは大事な一戦。準決は河端朋之との連係で自力戦で臨み、無傷での優出を狙う。

髙野航記者

2025年2月14日 18時30分

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