中四国地区の若手が躍動 ~高知競輪場・よさこい賞争覇戦~

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佐伯亮輔
大金星を挙げて笑顔を振りまく
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小川真太郎
力を出し切った様子でインタビューに応えた
勢いで二次予選も突破なるか

 4月2日~5日にかけて高知競輪場を舞台に開催されている高知競輪開設70周年記念競輪(G3)「よさこい賞争覇戦」。開催初日の2日に一次予選11個レースと特選競走が行われ、中四国地区の若手機動型が大活躍した。
 
 8Rに登場した佐伯亮輔(岡山・25歳)は記念2度目の参戦で初めての白星スタート。実績で優る鈴木謙太郎の逃げをまくり切る大金星を挙げて周囲を驚かせた。
レース後に記者に囲まれると、「絶対に地元の坂田(章)さんを連れていかないとって思った。中四国の流れになっていたので、その流れにのれた。もつれた所をまくりで一発でいけたので良かったです」と溢れんばかりの笑顔でレースを振り返った。
 
 11Rでは小川真太郎(徳島・27歳)が2コーナーからの力強いまくりでライン上位独占に貢献。昨年覇者の地元・山中貴雄と見事ワンツーで2車単210円の圧倒的一番人気に応えた。
 「脚に力が入らなかったですね。久し振りの500バンクで隊列も整っていたのに変な所で仕掛けてしまった。自分に脚力がある訳ではないけど、相手と自分のラインの様子を見ながら3人で決めるにはこの仕掛けかなと」と、手応え的には物足りない様子だが、ラインを組んだ地元両者のこともしっかりと考えながらの組み立てで一次予選を突破した。
 
 3日には二次予選がAとBに分かれて行われ小川真太郎は9R、佐伯亮輔は12Rに登場する。輪界で最も勢いのある中四国地区の活躍に今後も注目していきたい。

 なお、1Rの発走予定時刻は10時52分。¥JOY×プロスポーツの投票締め切り時刻は発走の5分前となっております。 

本吉慶司記者

2020年4月2日 19時02分

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