2021年10月9日(土)、青森競輪場で『スポーツニッポン杯』ＦⅠナイターが行われる。

　地元のエース新山響平が今年初の地元戦に登場。新山は共同通信社杯と開催時期が近かった開設71周年『みちのく記念競輪』には走ることができなかった。Ｓ級に上がった2016年から昨年まで5大会連続で地元記念に出場してきただけに、今シリーズは「その分も頑張る」と気合い十分で乗り込んできた。

　「地元は１年ぶりですね。毎年１回なんですけどね。青森記念は見ていましたよ。(坂本)貴史さんに感動しました。準決勝の嵯峨君との連係もですけど、決勝も、阿部さんがすごい顔で走っていましたね。気迫のこもったレースでした。いい開催だったと思います。自分もそこにいたかった」と、地元愛を語ってくれた。

　現在はナショナルチームで鍛錬を積んでおり「脇本さんとか、強い人がいる環境。（脇本のレーススタイルである）打鐘からのああいうレースをやっていきたい。あの距離を踏み切ってこそだと思っているので」と、今後の北日本は引っ張っていく自覚も十分だ。「練習はカーボンだし、（競輪のフレームは）全く違うセッティング。普段は乗れないので、前検日に乗って体を合わせたい」と、調整面にも余念がない様子で初日からの激走に期待が集まる。

• 選手詳細データ

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  新山響平 選手青森・107期