橋本優己はS級を見据え長所を伸ばす ~立川競輪場~

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橋本優己
自慢の強地脚は当所向きの脚質
長い距離を踏めるストロングポイントを強化

 10月28日(木)に初日を迎えた立川競輪・『三社杯』モーニング7開催。

 初日5レースで橋本優己(岐阜・117期)が、ロングスパートを決めて初登場の立川で白星スタート。
 事前に重いバンクコンディション、強風が特徴と周囲から聞いてきたが「バックの向かい風で重くなった。もっとスピードをのせないと。それと直線が思ったより長くて差されたかと思った」と実際にバンクを体感したことで、2日目以降は対策を練って競走に臨む。

 近況は準決勝で勝ち上がりの失敗が目立つものの「自分の長所、長い距離が踏めるから相手よりも早い仕掛けができることが強み。それを生かしてA級を勝てないと、S級では戦えない。最近は、準決勝が壁になっているけど、意識せず自分の走りをしたい」と来期のS級を見据えて走りはブレない。

 29日の準決勝は5レースに登場。同期の上川直紀らを手玉に取るべく、ここも積極策で魅せる。

角田祐馬記者

2021年10月28日 14時30分

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