寺崎浩平が巻き返す ~伊東温泉競輪場~

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寺崎浩平
未来のスター候補生
競技では結果を出した

 伊東温泉競輪開設71周年記念「椿賞争奪戦」の初日が16日(木)に終了。

 10レースに出走した寺崎浩平(福井・117期)は主導権を握ったものの、別線の対抗にもあい直線で末の粘りを欠き4着に沈んでしまった。「初日はいつもとフレームを換えて走ったけど、セッティングが出ていなかった。(二次予選は)いつも使っている自転車に戻して走ります」と二次予選に向けて巻き返す準備はできている。

 今シリーズの直前には全日本自転車競技選手権大会に出場。スプリントの決勝戦では新山響平(青森・107期)を下して優勝している。前検日には「疲労はたまっているが、今日(前検日)休んで抜けると思う」と自身の状態面は把握していた。競技での実績やスピードを考慮すれば、能力面では輪界のトップクラス。明日の17日(金)に行われる二次予選では、疲れを抜いて本領を発揮することができるかどうかがひとつの鍵になる。

 

小山裕哉記者

2021年12月16日 18時47分

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