強敵が相手でも力を出し切れれば

　松戸競輪場では2月12日からミッドナイト開催が行われている。初日の第8レースでは田口勇介(秋田・119期)が上昇する齋藤一茂(群馬・97期)を突っ張って赤板から主導権争い。それでも先手争いに決着をつけると番手・宮倉勇(千葉・58期)の猛追を振り切り逃げ切った。
　初日の競走では後ろに地元勢2人が付いたことに関しては「後ろが他地区でもラインを組んだ時は気持ちは同じ。それにラインを連れる走りをしなければS級では通用しない」と今は結果よりも競走内容を第一に考えている様子だ。

　準決は9レースで、初日特選組の小原唯志(茨城・101期)が機動型の相手。小原は11場所連続で決勝進出し近況は安定感がある。しかも小原が1番車で田口は3番車。小原が前受けからの突っ張り先行も考えられ、田口に若干不利厳しい戦いにも見える。それでも「小原さんは強い相手。でもそこを乗り越えないと。状態は良いし力を出し切れれば。気合入れていきます」と力強く答える。小原に勝って準決を突破した時、その先が見えてくるはずだ。

　田口勇介が出走する9レースの発走時刻は23時30分、エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

• 選手詳細データ

• 
  田口勇介 選手秋田・119期