福元啓太が特別昇班を達成 ~小倉競輪場~
A級1、2班戦の決勝戦では下岡将也が圧巻の逃げ切りV
3月25日に最終日を迎えた小倉競輪ミッドナイトシリーズで、チャレンジ決勝戦に出場した福元啓太(大阪・119期)が同期大槇大介(岡山・119期)との激戦を制し、3場所連続完全優勝でA級1、2班戦への特別昇班を決めた。
レース終了後、福元は「単騎だったので、まずか結果にこだわって出し切れるようにと思っていました。後ろに同期の大槇さんがいたのも分かったんですけど、いいまくりを打てたし抜かれなかったのは嬉しいですね」と自らの走りを振り返ってくれた。
これでA級1、2班戦へのステップアップとなるが「デビューした頃に比べると一つ一つ成長できていると思う。これも師匠の陶器(一馬)さんだったり、アドバイスをくれる古性(優作)さんのおかげだと思っています。上のクラスにいっても先行基本の競走でやることは変わらないし、いつかは古性さんの前で走ることが今の目標です」と今後の抱負を語ってくれた。
また最終9レースに行われたA級1、2班戦の決勝戦では、下岡将也(三重・111期)が圧巻の先行策で後続を突き放し当地での連続完全Vを決めて「踏みっぱなしできつかったですね。ただバックは取りたかったし、後ろは地元の樫山(恭柄)さんだったので信頼して駆けました。小倉は12月に初優勝して相性はいいし、初心に帰れるバンクですね。次は四日市(4/15~4/17)で地元なので、また優勝できるように頑張ります」と喜びの声と共に、次走への意気込みも語ってくれた。
2022年3月25日 23時58分
-
選手詳細データ
-
福元啓太 選手大阪・119期
-
下岡将也 選手三重・111期