下岡将也がA級上位戦初V ~小倉競輪場~

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下岡将也
同期を目標に初優勝をゲット
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徳田匠
3連続Vを引っ提げて次走のレインボーカップに挑む
徳田匠は3場所連続優勝

 12月11日(土)に最終日を迎えた小倉ミッドナイト・楽天Kドリームス杯争奪戦はA級1、2班戦で下岡将也(三重・111期)が直線で抜群の伸びを披露してA級上位戦で初優勝を成し遂げた。
 「1、2班戦初優勝なのでめちゃくちゃ嬉しい。(同期の伊藤君が)作戦通り前々へ踏んでくれて良いタイミングで仕掛けてくれた。緩んだり、ゴチャついたら仕掛けると言ってくれていてその通りでしたね。後ろに付いていて余裕はめちゃくちゃありましたし、脚をしっかりと溜めることができた」と喜びと共に同期で前を任せた伊藤稔真を労った。「自分よりも脚がある人達ばかりだったから優勝できて良かった。S級点確保にもだいぶ近づいのでホッとした。同期のおかげですね」とS級点確保へ勝負駆けとなっていただけに3連勝でシリーズを追えることができてホッとした様子も見せた。

 チャレンジ戦では徳田匠が(京都・119期)が豪快なカマシで別線をねじ伏せて逃げ切り3場所連続の優勝を果たした。
 「早い展開で仕掛け所はキツかったけど、岩城君が出切ってから少し緩めるタイミングがあると思ったからそこでいこうと。ある程度想定していた展開になったし、下がりきるとキツいと思っていたから早めに行ってよかったです」と会心のカマシで優勝を遂げて笑顔が弾けた。「3日間、上がりタイムが11秒9でそこは良かったと思うし、まだまだ伸びしろがあると思う。スピードのノリは決勝が一番良かった。次のチャレンジファイナル(佐世保)に良い弾みが付きました。しっかりと調整して佐世保でも優勝を狙いたいです」と慢心した様子は一切なく、佐世保記念最終日に行われるレインボーカップチャレンジファイナルに向けて気合を入れ直した。

池端航一記者

2021年12月11日 23時44分

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