木村皆斗が恩人を超える ~川崎競輪~

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木村皆斗
力勝負を制して連勝を伸ばせるか
2場所連続完全Vへ集中

 川崎競輪F2ナイターは4日(月)に最終日を迎える。A級1、2班の決勝戦には、木村皆斗(茨城・119期)が連勝で駒を進め、前回西武園から続く連勝を``5``に伸ばした。

 準決勝を逃げ切りで勝利した木村は「脚の感覚と車の進みが合っていない」と首をかしげたが、決勝戦のメンバーを見ると気合を入れ直した。
 「新村(穣)先輩が相手ですよね。新村先輩は、アマチュア時代に茨城国体を目指していた関係で、ずっと茨城にいたんですよ。その時に自転車のことを教わったんです。関係が深いっていうか、自分にとっては師匠みたいな存在です」
 同期の間柄ではあるものの「先輩」と慕う存在。小細工なしの力勝負で、成長した姿を見せるつもりだ。
 「選手になってからも対戦してますけど、やられてます。戦い方はいつも通りになるけど、胸を借りるつもりで頑張りたい」
 新村は準決勝でゴール後に落車も、幸いケガは軽傷。こちらも「地元の気合で頑張る」と意気込んでいただけに、決勝戦は119期同士の激しいバトルとなりそうだ。

熊谷洋祐記者

2022年7月3日 22時00分

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