地元バンクでの大台到達

　11月28日（月）、富山競輪場で行われていたF1ガールズシリーズ初日。9レースでは地元の小嶋敬二（石川・74期）が1着となり、通算800勝の偉大な記録を達成した。

　レースは目標の松岡篤哉が後ろ攻めから、青板周回半周で上昇し誘導員を退避させると下げて4番手の位置に戻る。松岡は1センター過ぎから仕掛けると打鐘前には出切ったが斜行してしまい、2名が落車。そのまま松岡が逃げ切って小嶋は追走して2着入線だったが、松岡は斜行により失格となり小嶋は繰り上がりで1着となり、これが通算800勝となった。

　レース後の勝利者インタビューでは「みなさん、本当長い間応援ありがとうございました。いろんな形のレースがあって、今日までが本当に長いように思いますし、終わってみればあっという間だったなと感じます。落車もあって、失格もあって本音からでは喜ぶことはできませんが、みなさまの応援のおかげだと思っています。本当にありがとうございました」とクリーンなレースでの１着ではなく複雑な思いもありながらも、応援してきてくれたファンへの感謝の言葉を語った。

• 選手詳細データ

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  小嶋敬二 選手石川・74期