決勝戦は土屋壮登、小川祐司との3分戦

　9月25日から大宮競輪場でF1シリーズが開催されている。A級戦の主役である伊藤裕貴（三重・100期）は逃げてまくって別線を圧倒し、無傷の勝ち上がりで力の違いを見せつけている。

　準決勝を終えた伊藤は「切り替えがあったので仕掛けるタイミングが少しずれましたけど、その中でも落ち着いて仕掛けられたと思う。初日は先行できているし、脚の感じもいいですね」と好調を実感。

　今期降級後は全て優参し、5Vの成績。A級戦では格の違いを見せつけているが「A級に落ちたのは脚がなくて落ちたと思っているし、今はＳ級に初めて上がった時の気持ちを思い出して一から脚を作っている。同期も頑張っているし練習も気を引き締めてやっていますね。決勝もしっかり結果を出せるように」と初心に帰り、一から出直すことで更なるパワーアップを見据えている様子。

　A級決勝戦は27日の11レース（発走予定時刻15時49分）に行われる。完全Vを狙う伊藤の走りに注目だ。

• 選手詳細データ

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  伊藤裕貴 選手三重・100期