準決勝も両者で連係して決勝進出を狙う

　9月28日から豊橋競輪場で開設74周年記念「ちぎり賞争奪戦」GⅢが4日間の日程で開催されている。二次予選の7レースに登場した地元コンビは、藤井侑吾（愛知・115期）が快心のまくりを決めて岡本総（愛知・105期）が差し切り、地元ファンの前で嬉しいワンツーを決めた。

　ホームバンクの岡本はレースを終えて「ジャンの所で詰まっていたのでどうかなと思いましたけど、（藤井）侑吾が引いてきてくれたので。すかさず仕掛けてくれましたね。付いてても余裕はあったし感じもいい。今回は行ける所まで上（のレース）を目指したい」と上々の手応えで、更なる高みを目指す。

　今シリーズの動きが光る藤井は「もっと早く下げられれば楽にいけたんですけど。無理矢理仕掛けた感じでしたけど、スピード差もあったのでいけるかなと。地元で緊張はしていましたけど、（岡本）総さんと決まって良かったです」とレースを振り返り、準決勝進出へ笑顔を見せる。

　地元記念を盛り上げる両者の走りに、準決勝も注目だ。

• 選手詳細データ

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  藤井侑吾 選手愛知・115期