新山響平は連勝も納得せず ~久留米競輪場~

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新山響平
連勝で勝ち進むも表情は明るくない
準決勝こそ突っ張り切るか!?

 10月6日(金)から久留米競輪場で開催されている開設73周年記念熊本競輪『火の国杯争奪戦』G3in久留米は2日目が終了。初日特選から連勝の新山響平(青森・107期)は自身のレースに連日、納得していない。

 初日特選では嘉永泰斗を、2日目は蔣野翔太を突っ張れず。「また今日(2日目)も(赤板で)合わせ切れず突っ張れなかったです。今日はうまく車間を空けられたんですけど」と初日の改善はできつつも、出切られたことは猛省。「(蒋野に出られて番手に入る形となったが)追い上げられる前に詰まったタイミングで行きました」とすかさず修正して叩き返した。
 「(赤板のところは)自分のダッシュができなかったですね。フォームが良くなかったと思います。(地区プロの)疲れとかもありますし。出たあとのペースは悪くなかったんですけど、昨日も思ったよりタイムも悪かった。(今回は地区プロから日程が詰まっていて)脚の貯金がない感じですね。少しでも良くなるように体を修正していければ。重心だったり体の使い方だったりですね」と本来の走りができていないのは自覚しており、勝負の準決に向けて修正を施す。

 「2日目からシューズのサンを新しくした。サイズは同じなんですけど。それが馴染んでくれれば」と上積みの要素もある。S班として準決では負けられず“らしい走り”を披露してくれるだろう。

 明日8日の新山響平は10レースに登場。発走予定時刻は15時19分となっております。

池端航一記者

2023年10月7日 18時50分

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