郡司浩平のG1優勝報告会 ~川崎競輪~

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郡司浩平
笑顔で写真撮影に応える
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終始和やかなムードで行われた
約300人集まった地元ファンに直接報告

 24日(土)に、川崎競輪場で郡司浩平(神奈川・99期)の全日本選抜競輪優勝報告会が行われた。

 先月行われた桜花賞優勝報告会よりも、倍以上集まった地元ファンの拍手に出迎えられて登場した郡司は「前回(の優勝報告会)以上に集まってくれて、本当に嬉しいです」と相好を崩した。スクリーンにレース映像が流され、ファンと共に決勝を振り返ると、ファンに当時の心境を明かした。

 「他のラインがどうこうよりも、神奈川3人で決勝に乗れたことが嬉しかった。頼もしかったですね。今年はG1の優勝を目指していて、こんなに早く獲れるとは思ってなかった。自分でもびっくりしています。準決は、自分の甘さが出てラインとして機能せず、悔しかった。自力で負けるよりも悔しくて、決勝はしっかりやらないとと思ってました。あの経験が今後にも生きていけばと思います」

 最後はファンへの感謝を述べると共に、G1を獲ってもなお続く今年一年の戦いへ向けて、改めて意気込みを語った。

 「一発目のG1を獲れて、メリットもデメリットもあると思う。(G1を)優勝したからってすぐ赤パンを履けるわけじゃない。今年はS1として、挑戦者としてSSに勝てるように挑んでいきたい。こうして優勝して改めて報告できることが自分自身の励みになっています。また優勝したときには、ここに来たい。今日はたくさんお集まりいただき本当にありがとうございました」

 暖かいファンの声援に包まれて、郡司のリラックスした表情が印象的だった。

熊谷洋祐記者

2024年2月24日 15時20分

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