「一旦立場も変わったので、リセットということで、一から頑張りたいと思っている」

　2月6日から大宮競輪場でF1シリーズが開催される。今節のシリーズリーダーは山口拳矢（岐阜・117期）。今年初戦の立川記念から前回の久留米と連続優勝を飾っており、近況の勢いは抜群で3連続Vへ向けて今節に挑む。

　「前回はF1(優勝)だし手放しには喜べないけど、走り方とかは良かったと思う。前回はそこまで長い距離というわけではなかったけど、1周ぐらいは駆けて、それぐらいじゃないと上の舞台では通用しないと思うので。今年は（S班から陥落し）一旦立場も変わったので、リセットということで、一から頑張りたいと思っている。次はG1だし、地元地区でのビッグということはあまり意識していないけど、そこに向けてという感じですね。肩の可動域は広がっているけど、まだやりたい動きはできていない。（谷口遼平とは）いつも自分が前を回っているし、初日も自分が自力で頑張ります。今回は500バンクだし、しっかりゴールまでの距離を逆算して走りたい」

　昨年は赤いパンツを履きながらも、悔しい結果が続いた一年。今年は再スタートの気持ちで臨み好結果を残しているだけに、S班返り咲きも十分にありそうだ。

• 選手詳細データ

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  山口拳矢 選手岐阜・117期