新フレームの手応えは上々

　6月30日に川崎競輪場でFIガールズナイターシリーズの初日が開催された。12RにはS級の初日特選が行われて、シリーズリーダーの山口拳矢（岐阜・117期）が登場。中部地区の後輩である纐纈洸翔も同乗していたが、今回から新車で臨むこともあり山口が自力戦で臨み、打鐘3角カマシを敢行。最後は番手の纐纈に差されたものの、2着に逃げ粘り好感触をつかんだ。

　「今回から新車で練習でもあまり乗れていなかったので、自力で試してみたかった。（初日は）基本的には長い距離を駆けようと思っていた。バンク自体は重かったけど感じは悪くないですね。伸びていく感じがあったし、このままいじらずに準決も走ります。（状態面は）四日市で扁桃炎になってからずっと喉が治らないけど、そこはあまり問題ないと思う。（準決は）車番もいいし、自分のレースをする」

　準決は松崎広太－吉澤純平－芦澤大輔の茨城トリオに田中晴基が後位を固める東日本4車との2分戦。相手は2段駆け態勢となり簡単ではない構成となるが、好回転のまくりでねじ伏せ力の違いを見せつけてくれることだろう。

• 選手詳細データ

• 
  山口拳矢 選手岐阜・117期