中川飛隆の番手を回る中里福太郎 ~取手競輪場~
決勝は東日本3車で結束
取手競輪場では9日からモーニング競輪が開催され、10日は2日目の競走が行われチャレンジ決勝へ勝ち進んだ7名が決まった。
驚いたのは東日本3車の並び。本来なら中川飛隆と薮田貴幸の関東、北日本の中里福太郎は単騎と思われた。
しかし、決まった並びは中川-中里-薮田で東日本は一つにまとまった。
番手を回ることになった中里にその経緯を説明してもらった。「以前、薮田さんの前で走って頑張ったことがある。
僕は単騎と思っていたが、薮田さんに番手を回っていいという許可をもらった。チャレンジ戦では自分が番手回りのことも多くなった」。
薮田も「以前ならガツガツしていたけど」と話し納得の並びのようだ。
中里は「中川君にしっかり付いて。自分は点数的に昇班のチャンスもあるかもしれない。でも、気負わない。気負うとダメなので」
と平常心で戦う模様。それでも、単騎戦よりは中川が発奮すればV獲りの確率は上がってきそうで期待せずにはいられない。決勝は混戦になりそうなだけに見逃せない一戦となりそうだ。
2025年12月10日 15時20分
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選手詳細データ
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中里福太郎 選手北海道・113期