復調気配をみせる永塚祐子 ~京王閣競輪場~

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永塚祐子
合宿の成果で『自力』が好調
快勝に笑顔をふりまく

 10月2日(土)に開催初日を迎えた『ケイドリームス杯&報知新聞社杯』F2ガールズナイター。

 6レースのガールズ予選1では、永塚祐子(神奈川・118期)がロングスパートのまくりを決めて白星スタートを切った。

 永塚はゴールデンキャップ獲得者で活躍が期待されたが、2月小倉の落車で大けがを負った。復帰後は苦戦が続いたものの、今期に入ってからは決勝へと駒を進めることが増えてきて、初日は目の覚めるようなまくりが飛び出した。
 
 「1着を狙うならこの番組かなと。落ち着いていけたし、やっと1着がとれました」と8月弥彦以来の1着に笑顔で検車場へと引き揚げてきた。「開催前に弥彦へ合宿に行っていた。そこで加瀬加奈子さんとまくりと先行を交互にやって。(加瀬から)勇気と根性をもらってきたし、早めに行こうとは思っていたんですが。それでも今日は落ち着いていけたのが良かったと思います」とガールズケイリンをけん引してきた加瀬との練習で上昇ムードだ。

 2日目は6レースに登場。「初日に(先行して)強かった飯田(風音)さんを警戒して。初手の並びで彼女が前か後ろかをみて仕掛けを考えていきたい」と新鋭を警戒しつつ1月広島以来の連勝を狙う。

角田祐馬記者

2021年10月2日 22時00分

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