連勝記録を伸ばす児玉碧衣 ~小倉競輪場~

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児玉碧衣
ガールズケイリンの歴史に名前を刻み続けている
 女王の1勝ごとに歴史が塗り替えられる

 第63回朝日新聞社杯競輪祭が小倉競輪場で18日(木)に開幕。6日制のナイター開催で、前半の3日間は『ガールズグランプリ2021トライアルレース』が行われている。

 初日の10レースに出走した児玉碧衣(福岡・108期)は圧巻のまくりで勝利。自身の持つガールズケイリン連勝記録を『26』に更新した。

 「自分で動く選手が多くて、誰かが動いて乗っていこうと思ったけど、柳原さんがいくタイミングで反応できず、ホームでも誰も行かなかったので、待ってからいくと、3コーナーで渋滞するかもと思って、1コーナーの登りでいった方が安牌だと思った。4番車のミポリンかな?自分を合わせるかなと思ったので、2コーナーのくだりを利用して踏みました」と、的確な分析でレースを振り返った。

 「(新型のフレームは)良くなる感じで終わった。具体的にはどこか、わからないけど、良くなりそうです」と、前回の広島から投入したフレームはまだまだ良化の余地もありそう。「このまま連勝記録を伸ばしていきたい。明日も自分らしいレースをして27連勝を記録したい」。年末のガールズグランプリには賞金面で出場が当確の児玉だが、連勝記録を継続させるために、常に1着を追い求める。

小山裕哉記者

2021年11月18日 22時01分

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