地元の石井寛子が連勝を伸ばした ~立川競輪場~

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石井寛子
俊敏な位置取りからキレ良くまくる
今年はいまだ負けなし

 2月10日(木)より立川競輪場にてF2ガールズシリーズが開催され、初日は朝から雪が舞うコンディション。悪天候のなか、7レースのガールズ予選1にて地元の石井寛子(東京・104期)が白星スタートを切り、今年は連勝街道を突き進んでいる。

 レースは正攻法に構えて受けて立つ作戦。打鐘から飯田風音(埼玉・120期)が上昇すると佐藤亜貴子(神奈川・108期)が反応良く続いていって石井は3番手に収まった。バックでは當銘沙恵美(愛知・118期)が追い上げて来たが、石井が3コーナーから自分のタイミングで踏み上げて前の2車を鮮やかにのみ込んだ。

 「雪が降るコンディションでも開催してくれたのは本当にありがたかった。最近はレース形態が変わってきて(ドカンと仕掛ける組み立てが多くなり)誰も前を取りたがらない。仕方がないから取る形になったけど、巧く3番手に入れて勝つ仕掛けができましたね」と理想通りの組み立てとはならずも、動揺を見せることはなく対応。2日目の予選2でも仕掛け損じることはないはずだ。

永岡孝史記者

2022年2月10日 18時05分

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