124期在所ナンバーワンの竹野百香が優勝 ~向日町競輪場~

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竹野百香
ダブルピースで喜びを表現する竹野百香選手
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直線外を迫る神戸選手を1/2車輪差で振り切ってゴール線を通過

 9月3日(日)に向日町競輪場で行われたルーキーシリーズ2023プラスは在所1位の竹野百香(124期・三重)が鮮やかなまくりでライバルを一蹴。本格デビュー後初とのなる優勝をつかみとり笑顔が弾けた。
 号砲と共にダッシュ鋭い神戸暖稀羽が飛び出したが、遅れて出た竹野百香が前に追い上げて誘導員の後ろに収まる。一番人気に推されていた松井優佳は3番手に構え、積極的な熊谷芽緯は6番手の位置で様子を窺う。赤板周回から前走する枝光美奈との車間を空けた熊谷芽緯が打鐘から一気のカマシを敢行。初手からマークしていた山口優依と二人で出切る形で主導権を握ったが、3番手の位置に嵌って態勢を整えていた竹野百香が最終1コーナー付近から車を外に持ち出して力強くまくり切ってゴール線を一番に駆け抜けた。
 
【竹野 百香(1着)】
 「2、3番手ぐらいが良いなと思ってたけど、松井さんがいたんで入れてくれないだろうなと思った。それならイチかバチかで前に行ったら入れてくれたので。(熊谷が)1車で来たかと思ったら2車だったので思っていた展開とは違いました。自分は普段から先行しているので、400からならどこでも行けるぞと思ってスタンバイしていました。前しか見ていなかったし、自分のタイミングで(仕掛けた)。自分の中で、今回は勝てるか怪しいなと思ってたし、みんな強いのでめちゃめちゃ一生懸命頑張りました。自分は先輩方よりも総合力が低いので、総合力を上げていって、上位まで来たら自分の得意分野を出していきたいと決めています」

細川和輝記者

2023年9月3日 14時33分

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