「年に1回しか優勝できていないので、今年は2回できるように」

　　四日市競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛『ベイサイドナイトドリーム』GIIIは15日に最終日を迎えた。第11レースではガールズ決勝戦が行われて、高木佑真（神奈川・116期）が昨年4月の久留米以来4度目の優勝を決めた。
　レースは打鐘で後方から渡部遥が切ると畠山ひすいが自身のタイミングで一気にスパート。初手から追走していた高木佑真がピタリと続いて最終ホームを通過すると、最終バックで3番手から渡部がまくり出る。しかし進みは悪く、絶好展開を迎えた高木がゴール前で抜きにかかるとタイヤ差で畠山を捕らえて優勝を決めた。
　
　　「（スタートで）良い位置が取れた。畠山さんも昨日（3日目）のレースがあったから後ろは嫌かなと思っていたら前に入ってくれた。鐘で（渡部と）合わせて（畠山が）出ていくとまた違った展開になったと思うけど、ここも（展開的に）良かったです。畠山さんが一番脚があるので、先行の後ろを綺麗に入れて絶好展開だったので、勝ち切らないとでした。昨日セッティングを変えてアップから感じが良くて、差せて良かった。昨日も（差せたか）わからなくて、今日も分からなかった。ファンの人に差したと言われたけど、わかっていなくて（決定放送で）わかった。良い展開が巡ってきて、勝ち切れて良かった。年に1回しか優勝できていないので、今年は2回できるように頑張りたい」

• 選手詳細データ

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  高木佑真 選手神奈川・116期