検車場レポート
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脇本 雄太 福井 94期 |
【脇本 雄太(1着)】
「(近畿勢として59年ぶりの競輪祭制覇となるが)どうしても意識してしまう大会だと思いますし、なんとか払拭したいなっていう気持ちはありました。去年のオールスターの大怪我からかなり時間は経ったとはいえ、自分の中で本調子ではない戦いが強いられているので、そのあたり少しづつですけど復調しているのかなって思います。最終ホームでいつでも行けるように構えてはいたんですけど、本当に来るとは思っていなかったので凄く焦りました。前回の失敗があるからこそ、今回は反応できたと思いますし。糧にできたのかなって思います。後ろに誰かはいるなって思っていたんですけど、どの選手かわからなかったので最後まで踏み続けることだけ考えていました。無我夢中だったので冷静ではなかったです。(優勝を確信したのは)ハンドル投げるまでは。古性君と二人でグランプリを目指すことができるのでしっかり頑張ります。(グランプリに向けて)去年の大怪我ケガで、今年一年は苦労する一年だったんですけど、後輩たちのおかげで優勝することができたので、またしっかりこれをかみ締めながらグランプリに向けて頑張りたい」
【犬伏 湧也(2着)】
「(赤板の所は寺崎を)突っ張りつつ、脇本のところで勝負したかった。ホームで脇本さんが行く前に仕掛けないとチャンスがないと思った。番手にはまってからはゴール前勝負と思ったが、脇本さんが1枚も2枚も強かった。脚をためるイメージだったが、抜くのはきつかった。僕の力が及ばないところが悔しいですね。しっかりとGI決勝に乗ってこういう戦いができればチャンスがあると思うので頑張りたい。小さいレースになってしまって申し訳なかったです」
【松浦 悠士(3着)】
「犬伏君が誘導との間合いがあまり上手ではなかった。ジャンで(犬伏が行くと思い)踏み込んだ分、ホームでのもうひと脚が戻っていなかった。外、外に浮かされてしまい付いていけても中を割れるかもわからなかった。ここまで連れてきてくれた中四国の仲間と、獲れるんじゃないかという雰囲気を作ってくれたお客さんに感謝をしたい。付いていけばチャンスがあったが、出し切ったんで、脚負け以外の何ものでもない。(グランプリユニフォームは)12月の最後まで楽しみたい。ようやく自分らしい、いい走りができるようになった。もう少し見てもらえますし、今回のデキならしっかり戦えると思います。(来年の巻き返しに向けて)戦える雰囲気が出てきた。もう一回、一から頑張ります」