山田駿斗が地元で初Vを奪取 ~TIPSTAR DOME CHIBA~

地元千葉からニューヒロインが誕生
PIST6 2025 3月 第2戦は3月12日(水)に最終日が開催された。
決勝戦は相川永伍、原田翔真、佐藤壮志の3名が3連勝で勝ち上がり、初の決勝進出を決めた4名を含め個性豊かな6名が顔を揃えた。フレッシュな顔ぶれでの一戦は、地元の山田駿斗がスピードあふれるまくりを決めて初優勝を飾った。
決勝戦のスタートポジションは先頭から吉田茂生、長谷部龍一、相川永伍、山田駿斗、佐藤壮志、原田翔真。レースは残り5周を過ぎて原田が上昇し、ペーサーの後ろに入る。残り3周過ぎに佐藤が先頭に立ち、ペースが緩む。残り2周手前で相川の上昇に合わせて原田が前に出るとその後ろに佐藤が入り、浮いた相川が後退。このタイミングで山田が一気にスパートする。残り1周過ぎからは原田、山田で激しい踏み合いとなるが、残り半周付近で山田がまくり切って、そのまま1着でゴールした。
「松戸では成績が振るわないことが多かったので、地元千葉で優勝ができて1つ恩返しができたかなと思う。(決勝戦は)消極的なレースになってしまったが、勝つことができて良かった。原田(翔真)さんが結構前にいたので、届くかわからなかったが全力で踏んだ。(PIST6では)同期が活躍していてすごいなと思っていたので、自分も表彰台に立つことができて嬉しい。来月は河端(朋之)さんと同じ開催なので少しでもいい結果を残せるように頑張りたい」
今節は優勝経験者2名のみで混戦模様のシリーズだったが、タイムトライアルで1位通過を果たすと、予選は逃げ切りで連勝。準決では同期の佐藤壮志に差されたものの2着で勝ち上がると、決勝戦では抜群のスピードを生かした仕掛けでねじ伏せて地元Vを飾り、地元千葉からニューヒロインが誕生した。
2025年3月12日 20時35分
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選手詳細データ
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山田駿斗 選手千葉・123期