取手の仕掛け所をつかんだ山田駿斗 ~取手競輪場~

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山田駿斗
取手は今年1月に走り完全Vと相性良く準決も白星を決めたい
吉田拓矢らとの練習で刺激が入った

 取手競輪場では10日からモーニング開催が行われている。第5レースでは山田駿斗(千葉・123期)が前受けからの突っ張り先行で逃げ切った。

 「(中2日からの追加で)疲れはあるかと思ったけど、思ったより取手は走りやすいですね」とホッとした様子だ。
 聞くと山田は取手バンクで練習していたという。普段は松戸で練習しているがバンクの塗り替えで取手で練習していた。
「取手では1か月くらい練習していていて、吉田拓矢さん、小畑勝広さん、橋本壮史さんたちと練習して刺激になりました」。
刺激だけでなく自信、身に付く事もあったと話す。「一緒に練習していて付いて行けたのは自信になりました。長い距離を踏むことに関してはこっちの方が練習できたと思う。それに吉田(拓矢)さんはペダリングが上手いので、付いたりして見て踏み方を覚えたし、取手バンクの仕掛け所もつかみました」。

 先の話だが、山田が力を付けてS級に昇級したら、もしかしたら東日本で吉田との連係があるかもしれない。その可能性を山田に聞くとこう返ってきた。
「前で頑張らせてもらいます」。いつか連係する日を楽しみに待ちたい。

木村貴宏記者

2024年4月10日 15時10分

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