巻き返し図る山田駿斗 ~松戸競輪場~

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山田駿斗
初日の分も奮起し準決勝に挑む
地元で決勝進出へ

 松戸競輪場では5日からミッドナイト開催が行われている。ここはA級1、2班戦で地元の機動型である山田駿斗(千葉・123期)に注目してみた。

 山田は地元で幸先よく先勝といきたかったが、そうはいかなかった。初日は前受けからの突っ張り。ここまでは想定通りだったかもしれないが、篠原龍馬(高知・89期)がもう一度山田を叩きに出た。
それでも前に出させない山田、結局は突っ張り切ったが齋藤一茂(群馬・97期)の「タイミング一本」と言う通り、齋藤に叩かれた山田は4着だった。

 レース後の山田は疲労困憊にも見えたがクルールダウンを終え話を聞いた。「篠原さんを潰した後に一回休もうと思ったら齋藤さんが来てしまった。脚には余裕があったけど、自分の甘い所です」と話す。
それでも初日4着で首の皮一枚を残して準決に進出した。前検日には「(過去2開催は失格や落車があり)3日間完走を」と言っていたが「地元なので決勝に行きたい。もっと自分の脚を使えれば」。
準決では当然、相手は強くなるが山田にも地元の意地がある。奮闘に期待したい。

木村貴宏記者

2024年11月6日 13時28分

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