山田駿斗が豪快カマシで修正を果たす ~川崎競輪場~

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山田駿斗
「ラインから優勝者を」と意気込む
決勝は同期の佐藤譲士郎、単騎の渡邉正人との2分戦

 3月22日に川崎競輪場でF2ナイターシリーズの2日目が開催された。5Rにはチャレンジの準決勝が行われて、南関のホープ・山田駿斗(千葉・123期)が出走した。初日は後位がもつれて、渡邉正人のまくりに屈した山田だったが、準決は打鐘過ぎ2センターからの巻き返しで押し切り、見事に修正を果たした。

 「後ろ攻めだったら、一回ブーメランで下げて巻き返すつもりで、緩んだら仕掛けようと思っていた。1コーナーからは追い風だったので、そこまでに出切れれば大丈夫だと思った。最後は渡邉(正人)さんのまくりもうまく合わせられたし良かった。でも調子自体はあまり良くない。体もうまく使えていない感じがする。(佐藤)譲士郎さんとは12月の西武園決勝でも対戦して、その時は譲士郎さんの番手が優勝して自分は2着だった。今回はしっかり全力を出してラインから優勝者を出せるように走りたい」

 デビュー後は圧倒的な機動力を武器に勝ち星を量産。チャレンジ戦では4Vの実績を挙げており、好メンバーがそろった決勝でも力は上位の存在だ。今節は絶好調とまでは言えないが、ポテンシャルの高さでカバーし前回の福井に続く連続Vを目指す。

髙野航記者

2024年3月22日 21時40分

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