準決勝は鈴木涼介との強固なラインを築く

　11月2日から小倉競輪場でミッドナイト競輪が開催されている。5レースに登場した近藤寛央（東京・97期）は絶好の展開から抜け出し、前回の立川から予選での連勝を飾った。

　予選を終えた近藤は「判断が難しかったですね。被らないように竹山君が気を使って仕掛けてくれたおかげです。残せなかったのは自分の技術不足です」とレースを振り返る。

　近況は差し脚が冴え渡り、白星を量産している。S級復帰も視野に入るが「前々回の佐世保でひらめいてセッティングを変えてみたんですけど、それが良かった。追走していて余裕があるし、最後に抜けるようになりましたね。前は2周逃げてくれたのに抜けなかったり、点数も82点ぐらいまで落ちたので。この調子でまたS級に戻れるように」と自身も納得の手ごたえをつかんでいる様子。

　準決勝は6レースに出走予定。鈴木涼介（福島・115期）を目標に連勝を狙う。
　

• 選手詳細データ

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  近藤寛央 選手東京・97期