ルーキーシリーズ2025が開幕! ~熊本競輪~

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健闘を誓いあった(右・尾野翔一、左・三神遼矢)
在所トップ3が集結

 5月2日(金)から、ルーキーシリーズ2025in熊本が開催される。127、128期によるルーキーシリーズは、ここが初戦。新鋭達のデビュー戦に、注目が集まる。

 今年のルーキーシリーズ初戦には、好メンバーが集結。尾野翔一(福岡)、三神遼矢(福島)、安達光伸(岐阜)の在所トップ3があっ旋された。尾野と、三神は、ナショナルBチームに選出された好素材で、即戦力クラスの実力を持つ。野球の独立リーグ出身の尾野は、充実した表情で新生活を振り返った。

 「ナショナルに入って、より質の高い練習をさせてもらっています。養成所での練習よりも、一本、一本の意識が変わって、練習に対する集中力が、以前よりも増しました。自分の力を出し切れるようになったと思います。自分は、ずっと野球をやっていたし、競輪漬けで練習ばっかりの毎日も苦じゃないです。緊張感を持って練習できていることが、自分にとってすごく良い」

 三神は、アマチュア時代からナショナルの強化指定選手に選出されていただけに、伊豆での生活にもすぐに順応できた様子。4月には、香港インターナショナルトラックカップに出場し、国際大会の経験を積んだ。

 「香港の大会があったので、あまり追い込んだ練習をやった感じはなくて、調整をちゃんとやってきたって感じですね。(ナショナルの)Aチームの先輩と練習することもあるし、毎日の練習からすごい緊張感を持ってやれています。学生の時から、住み込みで伊豆に行くことがあったし、そこまで新生活で疲れてるって感じはないです」

 未来の競輪界、そして日本を背負う若者のデビュー戦を、楽しみに待とう。

熊谷洋祐記者

2025年5月1日 16時37分

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