深瀬泰我との法政タッグで挑む南部翔大 ~松戸競輪場~

今は力を付ける時
松戸競輪場では16日から9レース制でのミッドナイト開催が行われており、17日は2日目の競走が終了。A級1、2班戦ではV候補の一角である南部翔大が(大阪・125期)連勝で勝ち上がった。
準決勝を振り返ると「脚を使った」と話すがいつものように笑顔を絶やさず、疲れた様子もなさそうで問題はないだろう。「引いてまくれてもS級では通用しない」と前回の岸和田ではS級特別昇級に失敗したが、「今は力を付ける時。自分は競走をしていて落ち着いていると思った。レースを色々と覚えていきたい」と分析する。
決勝は地区的にも単騎の競走かと思われたが、ともに単騎の深瀬泰我(静岡・119期)とタッグを組むことになった。深瀬とは準決で対戦しており『昨日の敵は今日の友』になる訳だが、
2人は法政大卒。南部はラグビー部、深瀬は自転車部と競技こそ違うが、同じ大学出身としてラインができたのは大きいだろう。
「付いてもらった方が気持ちの入り方も違う。地区は違ってもラインとして頑張りたい」と責任感を持って走る。呼吸を合わせてのワンツーに期待したい。