川崎F1は注目の最終日!! ~川崎競輪~

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鈴木庸之
復活へと手応えは十分だ
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松坂侑亮
地元同士の巴直也と別線でガチンコ勝負を誓う
決勝3本はどれも見ごたえ十分

 19日から行われている川崎競輪F1戦は21日に最終日を迎える。
 注目のS級決勝戦は細切れの激戦模様。青森G3で準Vと復活の狼煙を上げた鈴木庸之(新潟・92期)は、連日カマシ先行で1周以上を踏み切っての勝ち上がりと動きが軽快だ。「脚はもう(ヘルニアで)長欠する前とほぼ同じくらいには戻っている。準決は3コーナーで仕掛けようと思って、しっかり体が反応できた。決勝は末木浩二(山梨・109期)君の番手で。初連係だけど彼も凄い仕上がってますよね。楽しみです」。頼れる後輩を目標に復帰後初Vを掴むか。

 A級決勝には地元勢が大挙6車が勝ち上がり。松坂侑亮(神奈川・115期)と巴直也(神奈川・101期)がそれぞれ自力で3車ずつに分かれる形となった。松坂は「自分はどうあっても自力。別線になる以上は真っ向勝負で、力勝負をしたい。自分は9車立てが今回で2度目。正直言ってまだ脚が足りないと思うし、師匠(松坂洋平・神奈川・89期)にも9車でじっくり力を付けて来いと言われている。ラインの為になるような競走をしたい」。割り切っての自力で、忖度なしの力勝負を誓った。

 ガールズ決勝で注目を集めるのはスピード強化に取り組んで、より一層力を付けている高木真備(東京・106期)だろう。今開催も無傷の勝ち上がりで目下8連勝中と絶好調だ。「2日目は先行できたけど、スピードに乗せきれなかった。ただ、自分でどこが駄目だったかは分かっているし修正します」と、さらなる上積みも見込めそうだ。

川崎競輪最終日1Rは11時00分発走予定。エンジョイサイトの締め切りは発走の5分前を予定しております。

熊谷洋祐記者

2020年6月20日 18時38分

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