脇本雄太がG1完全制覇! ~第71回高松宮記念杯競輪~

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脇本雄太
賞金ボードを掲げて喜びを爆発させる
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ゴール線でハンドルを目一杯投げる2番車の脇本雄太
昨年のダービーに続いて完全V

 6月18日(木)から和歌山競輪場を舞台に行われている第71回『高松宮記念杯競輪』の決勝戦が21日(日)に行われ、脇本雄太(94期・福井)が昨年の日本選手権競輪(通称:ダービー)以来4度目のG1制覇を完全優勝で成し遂げた。

 レースは赤板ホームでも動きがなく、後ろ攻めの脇本雄太は打鐘前2コーナーから一気に踏み上げて主導権。最終ホームから巻き返してきた松浦悠士や和田健太郎の強襲も封じて力強く逃げ切った。
 勝った脇本は「今年一発目の競輪だったので、緊張の中で完全優勝できて嬉しい。後ろ攻めだったので今日も(昨日と)同じことをしようと仕掛けるタイミングは決めていました。ペースで先行で逃げ切れるようにと思った。向かい風の中でしっかり踏めました。みんなの自転車の影が見えたので気が抜けない状態でした。またグランプリを走れて嬉しく思う。オールスターまで走れることは決まっているので、目の前のあっせんでアピールしたい」とレース後のインタビューで喜びを口にした。
 次走はいわき平競輪場で7月10日から開催されるサマーナイトフェスティバル。真夏の夜の祭典で世界基準の走りを再び見せてくれそうだ。

本吉慶司記者

2020年6月21日 16時48分

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