初日は地元勢が大活躍 ~小松島競輪場~

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太田竜馬
シンプルなレースは肌に合っている
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原田研太朗
フレームを戻して予選2走目に備える
9レース中、地元勢が4勝を挙げる

 小松島競輪開設70周年記念「阿波おどり杯争覇戦」が7月2日に開幕した。今回は7車立で開催される初めてのG3。慣れない7車のレースに「単調」、「シンプル」と感想を口にする選手が多かったが、シンプルなレースになる分、ラスト1周22秒台が頻発するスピーディーなレースが多かった。
 地元勢はトップバッターの小川丈太(2R)が前受けからの突っ張り先行で2着に粘って流れを作ると、4Rの久米康平、6Rの島川将貴、7Rの太田竜馬に8Rの原田研太朗がシリーズの1着スタートを決めた。
 打鐘過ぎ4コーナーからのカマシで1周22秒5の好ラップを叩き出した太田竜馬は「7車はシンプルなんでパターンが決まる。初日も自分のリズムで出切れたし、踏んだ感じも練習と一緒。問題ないですね」とシンプルな7車立のレースは肌に合っている様子。
 一方、原田研太朗は1着スタートを切ったレース後にフレーム変更を決断した。
 「風を切っている感じがしないので、宮杯の時に使っていた自転車に戻します。その自転車はセッティングも出ていたので。2走目の方がポイントは高いので、まだまだ油断はできない」
 予選2走目の1着は初日特選の1着と同じ7点。準決勝進出をかけたポイント争いはさらに激しいものとなりそうだ。

音無剛記者

2020年7月2日 18時36分

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