イメージ払しょくへ、求むは１着

　2月21日（火）から京王閣競輪場でF1ナイターシリーズ『ＦＣ東京杯＆デイリースポーツ杯』がスタート。

　全日本選抜競輪に出場するメンバーが不在の開催で、今回参加するＳ級選手は実力拮抗するもネームバリューが飛びぬけているのは原田研太朗（徳島・98期）だろう。

　原田と言えば、ここ京王閣で昨年の記念のときに宣言した『人の後ろは回らない』という話題が思い浮かぶ。話題が先行し、結果がふるわなかったこともあり「さすがにメンタルがくずれましたね。基本的に僕のスタイルは変わってなくて、もう人に付けることはないというだけだったんですが」と振り返ってくれた。その時以来の参戦には「あのときに、お客さんの期待に応えることができませんでしたから。悪いイメージも残っているし今回（イメージを）変えにきました」と良いイメージで塗り替えるべく今回は気合が違う。

　前回の地元小松島では『自力宣言』をしてから初の優勝。「地元っていうのが大きかったですけど、出し惜しみせず駆けることができた。前回から新車にして、2日目からギアを戻したらまあまあだったのでそれも良かった。今回は変えずにきました」と自転車にも気持ちにも不安はないだけに、ファンの度肝を抜くような高速まくりを今回はみせてくれそうだ。

• 選手詳細データ

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  原田研太朗 選手徳島・98期