『ちぎり賞争奪戦』のベストナインが出揃う ~豊橋競輪場~

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中四国の若手が呼吸を合わせて別線を迎え撃つ
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原田研太朗
準決勝の白星で11連勝を達成。決勝は3番手から勝機を窺う
自身初の〝11連勝〟の先には果たして…

 1月23日(日)に決勝戦を迎える豊橋競輪開場72周年記念『ちぎり賞争奪戦』の決勝メンバーが出揃った。郡司浩平、清水裕友、佐藤慎太郎のS班3名はもちろん、総大将の吉田敏洋と初優参を果たした岡本総の地元勢も最後の一戦に気力を振り絞る。注目の並びは以下の通りに決定した。
 
 ④取鳥雄吾ー⑨清水裕友-①原田研太朗-⑧中本匠栄
 
 ②吉田敏洋-⑥岡本総

 ⑤郡司浩平-③佐藤慎太郎-⑦和田圭

 好目標を得たS班の清水裕友(山口・105期)が人気を集めそうだが、今年初のGⅢは和歌山記念で、郡司浩平が完全V。そのあとの大宮記念は平原康多が完全Vと完全制覇が続いている。原田研太朗(徳島・98期)の逆転Vの可能性は果たして…。
 
 「郡司さん、平原さんとは格が違うでしょ(苦笑)。自分は今までの最高が10連勝で11連勝は最高記録っすけど出来過ぎですから。調子自体は悪くないですけど、流れも良い。決勝も流れに乗って戦えれば。自分は取鳥君、清水君のどちらが前でも3番手でいいっすから。しっかりその位置で頑張ります」
 
 清水裕友と原田研太朗の決勝戦に限ってのこれまでの連係を思い返すと、2019年の防府記念で清水裕友のまくりに原田研太朗が1/8車輪差まで詰め寄っている。絶好のVチャンスともいえる清水裕友の優勝を脅かすとしたら、真後ろにいる原田研太朗かもしれない。

  

 

細川和輝記者

2022年1月22日 19時35分

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