オリオン賞は太田竜馬が制す ~西武園競輪場~

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太田竜馬
オリオン賞ウィナージャージをまといポーズで撮影に応える
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自力に転じてまくり上げた太田(5番車)がゴール線に一番で到達
判断良くまくって大きくポイント加算に成功

 8月10日(水)に、西武園競輪場で行われた第65回オールスター競輪の2日目10R『オリオン賞』を制したのは太田竜馬(徳島・109期)。目標にした町田太我との連係は、打鐘後に口が空いたところで眞杉匠に入られ外してしまったが眞杉を追走する宿口陽一をさばいて3番手で態勢を整える。新田祐大に内から入られながらも、眞杉がまくった動きを追ってその上を自らまくり切って1着でゴール線を切った。
 
「(初手の位置や作戦は)基本(町田に)任せていて、後ろからだと。眞杉君がきて(町田を)迎え入れようと思ったが前に踏んでいってしまった。そしたら眞杉君に間に入られてしまったので、宿口さんはさばこうと。内外の様子をみながら、眞杉君の動きをみて、新田さんが内から入ってきたのもみえたので(町田に)ごめんと思いながら踏んでいきました」

 最後は自ら踏んでいった感触については「キツかったが、1着なので良いと思います」と手応えをつかんだ様子。普段は自力で踏み込んでいるだけに3日目以降にもつながっていくだろう。オリオン賞1着で、15点のポイントを加算。大きなアドバンテージを持って、3日目に2走目を迎える。一次予選2の結果次第では4日目のシャイニングスター賞へと勝ち上がれるチャンスも十分にありそうで、気を緩めることなく結果を求めて力いっぱいペダルを踏み込む。

角田祐馬記者

2022年8月10日 22時15分

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