第36回共同通信社杯 ~伊東競輪場~

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新田祐大
使命感をもってシリーズを戦う
伊東で3度目のビッグ制覇へ好スタート

 伊東競輪場を舞台に4日間シリーズの「第36回共同通信社杯(G2)」が、9月18日に始まった。自動番組編成によるオール予選の初日は、S級S班の9選手もそれぞれ分かれて勝ち上がりを争った。来年に延期された東京五輪の自転車競技日本代表に内定している新田祐大、脇本雄太の2人もS班としての責任を果たし、断然の人気に応えて白星スタートを切った。
 当所では14年の共同通信社杯、17年のサマーナイトフェスティバルと2度のビッグを制し相性抜群の新田は、同地区の後輩、坂本周作を目標に好展開から番手まくりで力を見せた。
 「ここは(ナショナルチームで)日ごろから練習している場所から一番近い競輪場ですし、(ナショナルチームの)僕らが住んでいる伊豆の人たちも足を運べる。そういう応援しやすい環境にもあるので、ナショナルチームの人たちが活躍しないといけない。1年後のオリンピックにつながるようにしたい」
 来年8月に静岡県伊豆市にある「伊豆ベロドローム」で行われる五輪競技を盛り上げるためにも、“地元”のナショナルチーム組がシリーズをリードしていく。

竹内祥郎記者

2020年9月18日 19時27分

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