9日からはミッドナイト競輪 ~小倉競輪場~

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奥村諭志
A級では持ち味の距離を踏むレースを心掛ける
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佐々木眞也
今シリーズで1、2班戦への特別昇班がかかる
佐々木眞也は特別昇班なるか

 明日1月8日から久留米市営ミッドナイト競輪in小倉「ウィンチケットで検索杯」が開幕する。1、2班戦は前期S級の3名に青柳靖起(佐賀・117期)、阿部架惟都(宮城・115期)の若手が挑むメンバー構成。チャレンジは特別昇班をかけた佐々木眞也(神奈川・117期)の走りに注目が集まる。

 1、2班戦の優勝候補筆頭は奥村諭志だ。半年でのA級落ちとなってしまったが、前期S級での経験を生かして降級初戦からV発進を決めたい。
 「S級終盤は練習の脚が出てきてたり、自分の持ち味が見えるときがあったので。それをコンスタントに出せてたら、もっとS級でも走れたのかな。持ち味は長い距離を走ること。点数がなくて楽に駆けられたのもあるけど、別府記念の後半はすごく良かったと思う。やっぱりS級のほうが楽しいなと思いました。A級の展開に慣れてしまわないようにするには自分のタイミングで行かないとと思ってる。それでS級点が取れなかったら、上でも勝てないので」

 同期のライバルが3人出場しているが、佐々木眞也(神奈川・117期)にとっては負けられない3日間。12月小田原、1月京王閣と6連勝して、今回は1、2班戦への特別昇班がかかるシリーズだ。
 「父(龍也・57期)には『意識せずに。でも狙えるものはしっかり狙え』と言われたので頑張りたい。まずはしっかり一走、一走ですね。前回から中3日は父に調整メニューを組んでもらって、松谷(秀幸)さんや兄(龍)とやってきました。もちろん早く上に上がりたい。でもまずはいつも通り頑張って、結果がついてくれば」

音無剛記者

2021年1月7日 16時59分

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