単騎の佐々木眞也が初の記念制覇! ~青森競輪場~

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佐々木眞也
賞金ボードを掲げて記念撮影
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佐々木眞也
花束を抱えてガッツポーズ!
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佐々木眞也
後続を突き離してゴール線を通過
父の教えを胸に刻み記念初優勝!

 青森競輪場で開催されていた大阪・関西万博協賛 青森競輪開設74周年みちのく記念競輪『善知鳥杯争奪戦』は29日に決勝戦が行われ、単騎の佐々木眞也(神奈川・117期)が2コーナーから鋭いまくりを放ち記念優勝を成し遂げた。

 レースは号砲とともに地元の新山響平が飛び出すと、高橋晋也を迎え入れて北日本4車ラインが正攻法に構える。栃木勢と別線を選択した森田優弥が宿口陽一とともに中団に構え、その後ろに単騎の佐々木眞也が続く。後ろ攻めとなった眞杉匠が長島大介を連れて青板バック周回から上昇していき高橋を叩き行くと思われたが、番手の新山を外から押し込み高橋の番手を狙いに動く。森田が俊敏な立ち回りで永澤剛と守澤太志の間へ切り込み新山の後ろを奪い取る。新山が眞杉との競りを凌いで最終2コーナーからインまくりに出たが、最終ホーム7番手で脚をためていた佐々木が鋭いまくりを放ちもつれる前団へと襲い掛かり、後続を6車身千切ってゴール線を駆け抜けた。

 「自分が獲っちゃんったんだなって感じ。(勝ち上がりで)ラインに助けられたところもあるし1レース毎にで気合いれて流れが良く、運もよく優勝できたと思う。地元4車は強力でしたし流れに応じて仕掛けるべき所で仕掛けられたらと思っていた。スピードが早く、タイミング逃さない感じでガムシャラにいった。いけそうな感覚はあったのでいけて良かった。後ろから誰かが来ているじゃないかと思っていた。ゴールするまで何があるのかわからないので夢中でした。自分なんかが獲っていいのかなって感覚。そういう選手じゃないと思っているので一走、一走、頑張った結果がでてくれればと。(今後は)そのレースでどう戦うのか考えながら頑張っていきたい。松谷さんとか兄弟と練習して師匠でもある父が練習メニューを組んでくれてなかなか結果が出ないときもあったけど、結果に繋がって嬉しい。みんなとご飯とか行きたいですね。親孝行したい。次は地元の記念なので精一杯頑張る。父からは勝負は難しいし勝ち負けは厳しいと。簡単なものじゃないとG1が終わってから言われていたので父のおかげですね」

池端航一記者

2024年9月29日 17時37分

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