佐々木眞也が特別昇班 ~小倉競輪場~

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佐々木眞也
9連勝に満足することなく、さらに上を目指す
準決勝のピンチをしのいで波に乗る

 1月10日に開催された小倉ミッドナイト競輪の最終日、8Rチャレンジ決勝で佐々木眞也(神奈川・117期)が特別昇班を決めた。

 12月小田原、1月京王閣と2場所連続完全優勝で迎えた今シリーズ。内に詰まる苦しい展開になった準決勝をしのいだことで、決勝戦は出し切るレースに徹することができた。「想定内の展開。ああいう感じかなと思ってた」。同期の安達隆己(栃木)の先行で6番手になってしまったが、佐々木は2コーナーから仕掛けると、先まくりの山川奨太(熊本・117期)がけん制されたあおりを物ともせずに前団を飲み込んだ。
 「ホッとしてます。今回は無我夢中で、とにかく1着を目指してた。決勝もとにかく力を出し切ろうと思ってたし、あおりはあったけど最後までしっかり踏めた」
 次からはひとつランクを上げてA級1、2班戦での戦いが始まる。「一戦、一戦しっかり頑張るだけ。これに満足することなくやっていきたいです」。父の龍也(57期・引退)が組んでくれる練習メニューで脚力アップは実感している。すでにS級に戦いの舞台を移している同期に追いつくためにも、1、2班戦でも快進撃を続ける。

音無剛記者

2021年1月11日 00時43分

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