地元選手は11名が参戦

　川崎競輪F1ナイターが7日（土）に開幕する。川崎競輪場は22年10月からバンク改修を行い、今回がいわばこけら落とし。地元勢はA級、S級合わせて総勢11名が参加する。

　約1年間に及ぶ大規模なバンク改修。走路を掘り起こして改修し、2センター側にあったスタンドと施設も取り壊した。地元選手からは「走路のデコボコがなくなって走りやすくなった。でも、スタンドがなくなった影響で風は強くなったかも」との情報が。風向きに関してはバック向かい風の意見が多かったが、「試走ではホーム向かい風だった」と、全く逆の意見もあり注意が必要だろう。さらにホームスタンドのフェンスが金網からポリカーボネートになり、メインスタンド付近にはインタビューエリアを設置。ファンと選手の距離がより近くなった。

　初日10Rは地元勢が3車で結束。青野将大（神奈川・117期）と佐々木眞也（神奈川・117期）の同期同級生2人の後ろを成田健児（神奈川・75期）が固める布陣だ。粋な番組に、佐々木は気合を入れた。
　「青野とは初連係ですね。高校の時から知ってるし、同じ種目をやってました。強いのは分かってますし、頑張りたいですね。自分なりに仕上げてきたつもりです。改修後最初の開催だし、川崎はホームバンクだし、それに今回は弟の和紀もいる。みんなで盛り上げられるように頑張ります」

　真新しくなった走路で繰り広げられる熱戦を、ぜひ本場でご覧ください。　

• 選手詳細データ

• 
  佐々木眞也 選手神奈川・117期