王者・和田健太郎は白星発進 ~岸和田記念in和歌山~

photo-22919
和田健太郎
期待に応えて喜びのガッツポーズ
2021年の初陣で期待に応えた

 1月9日に開幕した岸和田キング争覇戦in和歌山。開催初日のメインである初日特選は王者の和田健太郎が直線で鋭く抜け出して2021年の初陣を白星でスタートした。
 
 レースは打鐘で小松崎大地が先頭に立つも、王者を連れる和田真久留がすかさず巻き返して主導権を奪う。「(和田真は)風が強くて寒い中、よく行ってくれました」と和田真が先頭のまま最終バックを通過。3コーナーから南関勢を追った浅井康太が仕掛けると、和田健は「浅井と松浦がかかっているのが見えたんで、少し加減をしてというか、見ながらけん制しました。そこからは(和田)真久留に僕の前輪が重なってしまったので、申し訳ないけど踏ませてもらった」と、直線で一気に抜け出した。
 和田健は「(グランプリ王者として走る一走目で)真久留が頑張ってくれて、1着を取らせてもらってホッとしています」とレース後のインタビューで素直な気持ちを吐露。王者として注目を浴び、重圧のかかる中で初日からしっかりと結果を出した。

本吉慶司記者

2021年1月9日 19時04分

開催情報

ページトップへ