119期が白熱のV争い ~取手競輪場~

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木村皆斗
地元で狙うは完全Vのみ
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上遠野拓馬
北日本の先頭で積極策か!?
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北井佑季
勝ちにこだわる走りで一撃炸裂も
意地と意地のぶつかり合い

 取手競輪場で26日(木)からF2ガールズシリーズが行われており、明日28日(土)に決勝戦を迎える。チャレンジ決勝は新人の119期4名が順当に決勝に進出した。

 地元で完全優勝を目指す木村皆斗(茨城・119期)は同期撃破へやる気満々。「同期対決は気合が入りますね。準決も入りましたけど、決勝はより入ります。地元で同期の吉田(有希)君が9連勝で1、2班に特班したから自分もライバルとして負けていられない。今はまだ5連勝だけど、勝てば6連勝で次走は特班が狙える。地元として有利もあると思うから完全優勝できるように走る」とV宣言だ。

 北日本勢は3車が結束して上遠野拓馬(宮城・119期)が先頭を志願。「木村君と北井さんが相手なら菊池君に任せるよりも自分が前の方がラインから優勝者を出せると思う。連日の内容が良くないからそこを意識して走りたい。ラインから優勝者が出るように出し切るレースをして後は番手の菊池君の判断に任せたい」と同期を相手に一歩も引かない構え。持ち前のダッシュを生かした仕掛けで主導権を握りそうだ。

 北井佑季(神奈川・119期)はデビュー後、初めての単騎戦となった。
 「単騎は初めてですね。ただどこかでしっかりと仕掛けたい。師匠から『プロである以上は勝ちにこだわれ』と言われているから力を出し切った中で勝ち切りたい。同期が相手で、北日本はタテ型が並んでいるけど、こういうのも含めて勝たないと、もっと上のステージでは戦えない。昼間の開催は本デビューしてから初めてだけど、タイムも出ているからあっていますね」。連日、先行しているが、勝負の決勝は狙い澄ましたまくりが炸裂するか。

 注目のチャレンジ決勝は10レース。発走予定時刻は15時00分。エンジョイサイトでの投票締め切り時刻は発走の5分前を予定しております。

池端航一記者

2021年8月27日 17時07分

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