S級S班の北井佑季がドーピング違反

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北井佑季

 2月20日、JKAは北井佑季(神奈川・119期)がドーピング違反と認定したことについて発表した。

 北井はKEIRINグランプリ2024出走前日の2024年12月29日にドーピング検査対象選手に選定され検査を受けたところ、禁止物質である蛋白同化男性化ステロイド薬「メタンジエノン」の代謝物が検出された。あわせて、2024年の特別敢闘選手賞表彰選手からの除外も決定した。

 JKA 会長 木戸寛 コメント
 「今回、トップ選手からドーピング禁止物質が検出されましたのは誠に遺憾であり、お客さま、競輪関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけする事態となりましたことをお詫び申し上げます。今後とも皆さまのご信頼に応えるべく、選手への啓発を行い、再発防止に向け業界をあげてアンチ・ドーピングに取り組んで参ります」

 日本競輪選手会 理事長 安田光義 コメント
 「この度、本会会員がドーピング検査において禁止物質が検出されましたことを重く受け止めております。このような事態が生じたことは大変遺憾であり、お客様をはじめ、関係者の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。本会としてはドーピングの撲滅に向け取り組んでおりますが、今後、このようなことがないよう会員に対し指導を徹底し、さらなる再発防止に努めてまいります」

角田祐馬記者

2025年2月20日 15時42分

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