前年度覇者の北井佑季は残り2走も全力! ~向日町競輪場~

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北井佑季
前年度覇者として優出はノルマ!
「バンクの特徴的にも直線が短くて先行有利かなと。走りやすくて好きなバンク。いいバンクですよね」

 5日から向日町競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛・開設74周年記念『平安賞GⅢ』は2日目が終了。前年度覇者の北井佑季(神奈川・119期)は現バンクが今シリーズを持って走れなくなる意味を噛みしめながらレースに挑んでいる。

 二次予選は突っ張り先行でラインを上位独占に導き自身も1着。「(赤板)の所はもう少し踏んでくると思ったがペースでいけた。今のルール上、後ろ(から押さえにいく)の方が加速もできるし見やすさもあるから、出させる気はなかったけど、出られたときのことは考えていた。要所で篠田君がカマシにくるだろうなって気配を感じながら中団にはサラ脚の緒方君もいたからそこも気にしながら駆けた。自分なりに気持ちをもって走れている」とレースを振り返ってくれた。
 「脚の感じは良いし、気持ちを出して走れた。準決に向けてさらに良くなると思う。バンクの特徴的にも直線が短くて先行有利かなと。走りやすくて好きなバンク。いいバンクですよね」と自身のスタイルと向日町バンクの特徴が合致しており笑顔が弾けた。
 「今の向日町バンクはあと2走しかできない。より気持ちを持って(残り2走を)走りたい」と前年度覇者として、そして自身初の記念制覇を成し遂げた思い出深いバンクで残り2日間も全力疾走を誓う!

池端航一記者

2024年9月6日 18時59分

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