北井佑季がまくりで初日特選を制す! ~川崎競輪場~

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北井佑季
初日の上がりタイムは10秒9
「(2日目は)積極的に仕掛けてラインで決めたい」

 4月4日から川崎競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛・開設75周年記念『桜花賞・海老澤清杯』は初日が終了。S班5名が集結した初日特選は地元の北井佑季(神奈川119期)が一番時計(10秒9)の強烈まくりで郡司浩平を振り切ってワンツーを決めた。

 「何が何でも(突っ張り)ではなく、あの(新山の)勢いなら、流せないと思ったんで、あそこは出せました。寺崎さんがカマすと思ったし、そこで新山さんと踏み合うのか、古性さんが降りるのかを見てから行こうと思った。気持ち的にはそこで一回待ってしまいましたね。そこで山口さんにスコンと行かれてたら厳しかったと思います。もっときれいに流れで行けていれば良かった。でも、郡司さんとワンツーで、なおかつ押し切れたのは良かった」とレースを振り返った。

 「今までのまくりは出られたことに焦って、仕掛けなきゃと思って、無理くり仕掛けていた感じだけど、最近は落ち着いてレースを見極めて仕掛けることができている。初日はあの位置からの仕掛だからまくりになったけど、ホームから仕掛ければ逃げのなっていると思う。そういう意識で走っている。そこが以前との違いだと思う」と自身の成長を実感する。

 二次予選は内藤秀久、松阪英司と連係する。「内藤さんの車番(1番車)が良いので積極的に仕掛けてラインで決めたい。脚の感覚も良いので」と初日は結果的にまくりになったが、2日目は地元3車で決めるためにも正攻法からの突っ張り先行でファンを沸かせてくれそうだ。

 2日目の北井佑季は9レースに登場。発走予定時刻は14時45分となっています。

池端航一記者

2024年4月4日 18時40分

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