佐世保記念が開幕 ~佐世保競輪場~

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井上昌己
地元のエースが存在感を放つ
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新山響平
昨年準Vの悔しさを晴らしにきた!
好メンバーが集結!

 今年最後の記念開催、開設71周年記念佐世保競輪『九十九島賞争奪戦』が12月23日(木)から開幕する。

 地元のエースとして長年君臨している井上昌己(長崎・86期)はギリギリで初日特選に滑り込んだ。「前回小倉の準優勝で(点数が)上がったからかな。その小倉の決勝前にハンドルを修正したら流れてくれた。終わってからは変えてませんね。それとシューズのサンも換えて正解でした」と直前の開催でセッティングを修正したことが功を奏した様子。「終わってから中4日だったので、慌てずに普通に練習した。状態は普通ですね。初日は自分でやろうかなと思っている。(地元記念なので)気持ちを入れてしっかりと走りたい」と口調は落ち着いていたが、闘志はメラメラと燃えていた。

 昨年の当大会準Vの新山響平(107期)は競輪祭以来の参戦となる。「昨年は惜しかったですね。今思えば、あの時も(吉田)拓矢に負けたし、競輪祭と同じでしたね(笑)。競輪祭は(準優勝で)手応えありました。結果だけが満足できなかった」と昨年度の大会と直前の競輪祭を振り返った。「昨年のこともあるし、相性の良いバンクだと思う。最近は下半期が安定しているし、ここは何回も呼んでもらっている。だから貢献したいですね。深谷さんは伊東記念を走って疲れていると思うからチャンスありそう」と不敵な笑みを浮かべるだけに、ロングスパートで別線をまとめて飲み込む場面も十分になりそうだ。

 1レースの発走時刻は10時50分を予定、メインレースの初日特選は12レースで16時35分発走予定。エンジョイサイトの締め切り時間は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年12月22日 16時45分

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