高木真備がGP初制覇 ~静岡競輪場~

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高木真備
初のGP制覇で賞金女王の座にも輝く
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④小林莉子、①児玉碧衣を抑えて⑤高木真備が優勝
5度目のGPチャレンジで夢のV

 静岡競輪場で開催されている「KEIRINグランプリ2021シリーズ」は、12月28日の初日に「ガールズグランプリ2021(F2)」が行われた。3番手からまくった高木真備が小林莉子、児玉碧衣らの追撃を振り切りグランプリ初制覇。優勝賞金1030万円(副賞含む)を獲得して、初の賞金女王に輝いた。

 小林優香が奇襲のカマシ先行。高木真備は、3番手のポジションで最終ホームを迎えた。思惑が外れた児玉碧衣は後手を踏まされて、高木は後続の仕掛けを待つことなく2コーナーからまくりを敢行。逃げる小林優をとらえると、ピタリと続いて忍び寄る小林莉を振り切って先頭でゴール。グランプリ初制覇を遂げた。
 「(小林)優香さんの先行っていうのは想定外でもあったんですけど、前の(石井)寛子さんが飛び付くのか、自分で行くのかをしっかり見極めてできた。後ろからの仕掛けがないと思ったので、行けると思ったタイミングで思い切って仕掛けられた。私の一番の目標であり、夢であったグランプリを優勝できて本当にうれしく思います」

竹内祥郎記者

2021年12月28日 21時04分

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